周りの人が心配な方へ

周りの人が心配な方へ

 自殺の原因の1つに「こころの病気」があります。なかでも「うつ病」や「アルコール依存症」などの占める割合が大きいと言われています。そんなこころの病気のサインに気づき、声をかけることが自殺防止の第一歩につながります。

変化に気づいて声をかける

 自殺を考えている人は「死にたい」「死ぬしかない」という思いに囚われ、周りから孤立し自分は孤独だと感じています。

 まずは、変化に気づき「どうしたの?」「眠れてる?」「疲れてない?」などの声をかけ、決してひとりではないという事を理解してもらいます。

■身近な人がこんなふうではありませんか?
  • よく眠れていないようだ
  • 食欲がなく、体重が減ったように見える
  • ものごとに興味や関心がもてないようだ

本人の気持ちに寄り添い耳を傾ける

 自殺を考えている人は悩みを誰にも打ち明けられずに抱え込んでいます。

 その人の気持ちを尊重して肯定的にじっくり話しを聞く事が大切です。そうする事で本人は少しずつ自分を取り戻すことができます。

早めに専門家に相談するよう促す

 自殺を考えている人は悩みや問題を解決する方法が分からずに「死」を選ぼうとしています。

 じっくり話しを聞き、それぞれの悩みに応じた相談先を紹介しましょう。専門家に相談すれば、具体的な解決策が見つかる可能性もあります。


温かく見守る

一見元気になったように見えても悩みや問題は繰り返しやってきます。話しを聞き、相談先を紹介した後でも本人が完全に乗り越えるまでは長い目で温かく見守る必要があります。

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